第３０次地方制度調査会（第２５回専門小委員会）に髙橋会長が出席
平成２４年１２月１３日(木）、第３０次地方制度調査会（第２５回専門小委員会）が全国都市会館大ホール２階において開催され、本会からは髙橋 正会長（群馬県榛東村議会議長）が出席しました。
会議では、これまでの議論などを踏まえて作成された「大都市制度についての中間報告（素案）」について、地方六団体からの意見聴取が行われ、髙橋会長からは①国民の暮らしを支え、経済をけん引しているのは大都市だけではない。我々町村も水源涵養や国土保全といった重要な機能を果たしており、大都市と同様に国民生活の一翼を担っている、②地方の拠点である中核市・特例市の役割を強化することについては、周辺市町村との適切な役割分担や柔軟な連携の仕組みは大変重要なので、慎重に検討願いたい。また、人口減少社会への対応を考える必要があることから、たとえば、中核市から一般の市へ戻れる制度を考えてはどうか、③特別市（仮称）は全ての都道府県税、市町村税を賦課徴収することになるため、周辺自治体に対する都道府県の行政サービスの提供に影響する懸念がある。都道府県の財政を縮小し広域自治体の使命でもある広域調整機能の低下を招くことがないようお願いする。との発言がありました。
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