全国町村議会議長会は、平成17年5月24日・25日の両日、東京のメルパルクホールにおいて「第30回町村議会議長研修会〜今、まちづくり・町村議会に求められていること〜」を開催し、全国から1,000名を超える町村議会議長が参加しました。 研修会初日となった5月24日は、中川圭一全国町村議会議長会会長(京都府園部町議会議長)の開講あいさつをもって始まり、分権時代の地方行財政運営をテーマに東京大学の神野直彦先生、農山漁村の多面的機能と役割について県立宮城大学のアン・マクドナルド先生、自律を選択した町村の行政運営について新潟県津南町の小林三喜男町長にそれぞれご講演をいただきました。 研修会2日目の5月25日は、全国町村議会議長会の第2次地方(町村)議会活性化研究会が取りまとめた「分権時代に対応した新たな町村議会の活性化方策−中間報告−」について同研究会の委員長である佐藤竺先生に基調講演をいただいた後、研修会で講演いただいた佐藤先生、小林町長に加え、東京大学名誉教授の大森彌先生、元町村議会議員で長野県監査委員の樽川通子先生をお招きして、研修会の締めくくりの意味を込めたパネルディスカッション「今、まちづくり・町村議会に求められていること」を開催し、これからの時代の町村が進む道について模索しました。 最後に山田寅幸理事(群馬県草津町議会議長)が閉講あいさつを述べて2日間にわたる研修会を閉会しました。
|