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北方領土返還要求全国大会を開催

 地方六団体、内閣府、北方領土問題対策協会などで構成する北方領土返還要求全国大会実行委員会は「北方領土の日」にあたる平成18年2月7日、東京の九段会館において「北方領土返還要求全国大会」を開催しました。
 当日は、返還運動関係者、地方自治関係者など約1,500人が参集しました。  
 大会に先立って、ジャーナリストの桜井よしこ氏らによるトークが行なわれ、日露平和条約交渉に望むことについての議論が展開されました。
 大会は、永年北方領土返還に向けて尽力されながら、志半ばでご逝去された方々に対する黙祷を以って始まり、岡下進一・実行委員長が主催者挨拶を行ないました。
 続いてジャーナリストの桜井よしこ氏、早稲田大学生、根室高校生、元島民の方々が四島返還に向けた「国民の訴え」を行いました。
 来賓のご紹介に続き、各政党代表者及び議員連盟代表(宮腰光寛衆議院議員)から決意表明があった後、来賓の麻生太郎外務大臣から「最近の日露関係と北方領土問題」と題したスピーチがあり、その中で麻生大臣は「積極的にこの問題に取り組んでいきたい」との考えを表明しました。また、同じくスピーチに立った小池百合子北方対策担当大臣からは「大会をきっかけに粘り強く領土返還のために、さらに声を大きくしていきたい」との決意が表明されました。
 また、「返還要求運動の現場から」として、羅臼町長、自衛隊父兄会代表、青年会議所代表、県民会議代表及び全地婦連代表など返還運動関係者の声が紹介されました。
 最後に、一刻も早い北方四島一括返還を目指し、返還要求運動のより前進を願う「アピール」を採択し、大会は成功裏のうちに閉会しました。


アピール


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