全国町村議会議長会の川股博会長（北海道由仁町議会議長）は、平成１９年１月３１日、東京の全国町村会館で開催された「全国町村長定期総会」に来賓として出席し、祝辞を述べました。
祝辞の中で川股会長は、第二期分権改革について触れ、「政府が作成する地方分権推進計画に町村の意見をいかに反映させるかが焦点だ」と述べ、今後も全国町村会とともに真の分権型社会の実現を目指して果敢に行動していく姿勢を示しました。
また、全国の町村が担っている伝統文化の継承や水源涵養、二酸化炭素吸収源の確保、国土保全といった公益的機能に対し「このような機能に対してこそ、交付税を明確に反映させるべきだ」と述べ、人口と面積に偏重している新型交付税の算定方法に疑問を呈しました。
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