【地方財政】一般財源総額59.9兆円を確保し、地方財政対策決着
平成19年12月18日、平成20年度予算編成対策に関する増田寛也総務大臣と額賀福志郎財務大臣による折衝が行われ、地方財政対策が決着しました。 平成20年度の地方財政計画の総額は約83.4兆円で前年度比0.2兆円(+0.3%)と増加し、地方の一般歳出は約65.7兆円で前年度とほぼ同額となりました。 一方、地方の一般財源の総額は、59.9兆円で前年比0.7兆円増となり、前年の水準以上を確保し、地方税が0.1兆円増の40.5兆円、地方交付税は0.2兆円増の15.4兆円、臨時財政対策債は0.2兆円増の2.8兆円となりました。 なお、地方交付税の特別枠として、平成20年度より「地方再生対策費」を創設しました。「地方再生対策費」は、地方交付税の算定を通じて、市町村、特に財政状況の厳しい地域に重点的に配分することとしております。なお、配分額は、都道府県に1,500億円、市町村に2,500億円の予定です。
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