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 議長会ニュース/地方六団体の動き


第3回国・地方の定期意見交換会を開催


 平成20年5月21日、首相官邸において「国・地方の定期意見交換会」(第3回)が開催され、全国町村議会議長会原伸一会長(福岡県田川郡赤村議会議長)など地方六団体の代表が出席しました。
 はじめに町村信孝官房長官の挨拶があり、その後、地方六団体を代表して麻生渡全国知事会会長(福岡県知事)が挨拶を行いました。
 意見交換会において地方六団体は、@道路特定財源の一般財源化に当たっての地方財源の確保と4月の減収分についての確実な補てんA地方交付税の復元、増額や地方税の充実確保B地方分権改革の推進C長寿医療制度への適切な対応D少子化対策の推進E生活保護に関する市町村長との協議について要望を行ないました。
 また、本会原会長からは、道路特定財源に関する離島への特別措置や地域医療格差の是正について要望を行いまた。
 これに対し増田寛也総務大臣からは道路特定財源の暫定税率失効期間中に生じた地方税・地方譲与税の減収補てん措置について、国の責任で確実に補てん措置を講ずる。地方分権改革は地方の声を聞きながら強力に推進していきたい。額賀福志郎財務大臣からは地方税財源について、要望に対応していきたい。また冬柴鐵三国土交通大臣からは道路予算の執行に関して、事業の早期執行が図れるよう最大限努力する。地方分権改革における道路・河川の見直しの基準について、地方団体のご意見を伺った上で取りまとめてまいりたい。舛添厚生労働大臣からは、長寿医療制度について、施行状況を点検した上で、その結果を見て運用上の改善点を検証し、与党とも十分協議の上で必要な対策を講じていく。大田大臣からは骨太の方針の中で、今日のご意見を活かしていきたいとそれぞれ説明がありました。

(政府の出席者)
 町村 信孝  内閣官房長官
 増田 寛也  総務大臣
 額賀 福志郎 財務大臣
 大田 弘子  経済財政政策担当大臣
 舛添 要一  厚生労働大臣
 冬柴 鐵三  国土交通大臣
 大野 松茂  内閣官房副長官
 岩城 光英  内閣官房副長官
 二橋 正弘  内閣官房副長官

(地方六団体の出席者)
 麻生  渡  全国知事会会長(福岡県知事)
 石丸  博  全国都道府県議会議長会副会長(佐賀県議会議長)
 佐竹 敬久  全国市長会会長(秋田市長)
 藤田 博之  全国市議会議長会会長(広島市議会議長)
 山本 文男  全国町村会会長(福岡県田川郡添田町町長)
 原  伸一  全国町村議会議長会会長(福岡県田川郡赤村議会議長)




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