全国町村議会議長会は、「第60回町村議会事務局職員研修会」を平成20年8月7・8日、東京のシェーンバッハ砂防(砂防会館)で開催しました。 この研修は、町村議会事務局職員の資質向上を図り、議会機能の高揚に資することを目的に毎年開催しています。今年も、全国から集まった約200人の議会事務局職員が、地方分権・議会活性化・まちづくりなどをテーマに、研鑽を積みました。
8月7日(木) 10:30〜11:50 分権型社会の創造と町村議会 地方分権改革推進委員会委員 神奈川県開成町長 露木順一氏 13:00〜14:50 いま 議会に期待されること・議会運営事例解説 全国町村議会議長会 議事調査部長 岡本光雄
15:00〜16:30 分権時代・議会改革に果たす議会事務局の役割 〜栗山町議会基本条例の誕生と展開〜 北海道栗山町議会 事務局長 中尾修氏
8月8日(金) 9:00〜10:20 地域に根ざした産業振興 株式会社玉の湯 代表取締役 桑野和泉氏 10:30〜11:50 現代山村の現状と地域再生の課題 長野大学教授 大野晃氏
また、8月7日の町村議会事務局職員研修会終了後、「町村議会事務局職員全国交流会〜語ろう議会!残そうふるさと!〜」を、東京のルポール麹町(麹町会館)において開催し、約150人の研修会受講者が出席しました。 この交流会は、都道府県の枠をこえた交流を積極的に行うとともに、それぞれの町村における諸問題や議会運営への対策等について、広く意見交換や情報交換を行うことを目的に、毎年開催しているものです。 交流会には、第29次地方制度調査会委員の江藤俊昭山梨学院大学教授や、研修会でご講演いただいた北海道栗山町議会事務局長の中尾修氏、株式会社玉の湯代表取締役の桑野和泉氏をお迎えして、参加者とご懇談いただきました。 この交流会では、「我がふるさと」を広く全国に向けてPRしてもらうため、参加者に地元の特産品、まちおこしの地場産品等を提供いただき、交流会場に展示するとともに、順次、ふるさと自慢のPRをしてもらいました。 提供していただいた特産品等は、参加者で試食や試飲を行い、参加者同士の交流に一役買うとともに、非常に和やかな雰囲気の中、交流が図られました。
|