第3次地方(町村)議会活性化研究会と町村議会の制度・運営に関する検討委員会の意見交換会を開催
大規模市町村合併後における基礎自治体のあり方と町村議会のあるべき姿、そして、今後の基礎自治体のあり方について、第3次地方(町村)議会活性化研究会委員と本会の町村議会の制度・運営に関する検討委員会委員との意見交換会を平成21年2月19日(木)に開催しました。
意見交換会の主な意見・論点は次のとおり。
1)町村の自治を剥奪することを前提としないで、町村の 自治を伸ばすことを前提にした上で、町村ができない ものは県の補完も考えるべき。 2)都道府県は市町村でできないことを補完する。 3)合併後、周辺部が寂れる。 4)「中央」や「都市」だけでなく、人口の少ない町村に も日が当たる政治が必要。 5)地方が栄えてこそ国が発展する。 6)ユニークな施策を実施してきた町村が合併で消えるの が、平成大合併の問題点。 7)市町村合併の最大の欠陥は、市町村の一体性がなくな ること。 8)定住自立圈構想では議会の役割はそれなりに重視され ている。 9)議員定数を減らすと、民意の反映が難しくなる。 町村議会の制度運営に関する検討委員会 出席委員 委員長 野村 弘 長野県上松町議会議長 (長野県町村議会議長会会長) 副委員長 松本宗弘 奈良県田原本町議会議長 (奈良県町村議会議長会会長) 委 員 川股 博 北海道由仁町議会議長 (北海道町村議会議長会会長) 委 員 齊藤紀男 秋田県井川町議会議長 (秋田県町村議会議長会会長) 委 員 吉永滿榮 静岡県吉田町議会議長 (静岡県町村議会議長会会長) 委 員 田代正昭 佐賀県有田町議会議長 (佐賀県町村議会議長会会長)
第3次地方(町村)議会活性化研究会 出席委員 委員長 佐藤 竺 成蹊大学名誉教授 委 員 平谷英明 帝京大学法学部教授 委 員 牛山久仁彦 明治大学政治経済学部教授 委 員 辻 琢也 一橋大学大学院法学研究科教授 委 員 岡本三彦 東海大学政治経済学部准教授
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