総務省は、平成21年12月21日、メルパルク東京において、地方議会議員年金制度検討会の第6回目の会合を開催しました。 第6回の会合では本会から、「地方議会議員年金制度の長期安定化に関する要望」について説明を行い、また、全国都道府県議会議長会から「地方議会議員年金制度見直し案についての意見」について説明がありました。
一方事務局からは、報告書の内容について、第5回に提出された報告書の骨子からの変更点とペンディングとなっていた「終わりに」の内容について説明がありました。
これらの事項に対して委員からは次のような意見がありました。 ・今後の地方議員の担い手を確保するという観点からも年金制度は必要である。そのような視点を「終わりに」にもう少し記述していただきたい。 ・「終わりに」において廃止案が「一つの選択肢ではないかと考えられる」との記述については認められない。 ・「終わりに」ではA案・B案と廃止案を並べて記述しないと、意見の集約にはならない。
なお、今回で検討会は最終回を迎え、報告書の字句等の修正については、今まで提案された意見を踏まえて座長一任で取りまとめられることが了承され、報告書が公表されました。 〔地方議会議員年金制度検討会委員〕 (座長) 大 橋 洋 一 (学習院大学法務研究科教授) 松 本 英 昭 (地方公務員共済組合連合会理事長) 横 道 清 孝 (政策研究大学院大学教授) 金 子 万寿夫 (鹿児島県議会議長、都道府県議会議員共済会会長) 藤 田 博 之 (広島市議会議長、市議会議員共済会特別顧問) 野 村 弘 (長野県木曽郡上松町議会議長、町村議会議員共済会会長) 佐々木 敦 朗 (総務省自治行政局公務員部長)
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