アピール
本日、「北方領土の日」にあたり、私たちは我が国固有の領土である北方四島すなわち択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島の返還実現を目指し「平成18(2006)年北方領土返還要求全国大会」を開催しました。 この大会では、北方四島が返還され日露平和条約を締結し、両国問に真の信頼関係が築かれることを、ロシア政府とロシア国民に求めていくとともに、国内においても政・官・民が一体となり、目標実現に向け努力していく意志統一が確認されました。 今、北方領土問題を取り巻く環境は大変厳しい状況です。昨年11月に行われた日露首脳会談では、北方領土問題解決に向けて大きな進展は見られませんでした。 元島民をはじめ広く国民は「北方四島一括返還」を求めて、強力に運動を展開していかなければなりません。 本年は□シアとの国交回復50年、節目の年にあたります。意義ある年を迎え私たちは、決意を新たに一刻も早い北方四島の返還を目指し、返還要求運動がより大きく広がり、前進することを願い、ここに次の通り決意を表明します。
記
1 私たちは、必ずや北方・四島を私たちの手に取り戻します。
1 私たちは、地域・職場・学校・家庭など、あらゆる場で機会を捉え、啓発活動を行 います。
1 私たちは、全国の仲間との連携をさらに深めるとともに、署名活動をより一層推進 します。
1 私たちは、「北方領土返還・四島交流促進議員連盟」と連携し、政・官・民のさら なる団結を深めます。
1 私たちは、北方四島ビザなし相互交流など、あらゆる機会を活かし、ロシア国民に 北方四島の返還こそが我が国とロシアとの真の友好と信頼関係を築き、ひいては世界 の平和に寄与するものであることを、強く訴えます。
1 私たちは、択捉島の紗那に残存する日本の建物保存に取り組みます。
平成18(2006)年2月7日北方領土の日 平成18年北方領土返還要求全国大会
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