アピール
本日、「北方領土の日」にあたり、私たちは我が国固有の領土である択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島、すなわち北方四島の早期返還実現を目指し「平成19(2007)年北方領土返還要求全国大会」を開催しました。 この大会では、北方四島が我が国に返還され日露平和条約を締結し、両国間に真の信頼関係が築かれることを、ロシア政府とロシア国民に求めていくとともに、国内においても政・官・民が一体となり、目標実現に向け努力していく意志統一が確認されました。 本年は、北方四島が不法に占領され62年になります。また北方領土の日が制定され26年目を迎えます。北方領土問題解決にこれ以上歳月をかけることは断じて許すわけにはいきません。近年、北方領土問題を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。今こそ全国民は「北方四島の早期返還」を求めて、心をひとつに強靭な運動を展開していかなければなりません。 私たちは、一刻も早い北方四島の返還を目指し、返還要求運動がより大ぎく広がり、前進することを願い、ここに次の通り決意を表明します。
記
一.私たちは、必ずや北方四島を私たちの手に取り戻します。 一.私たちは、地域・職場・学校・家庭など、あらゆる場で機会を捉え、啓発活動を行 います。 一.私たちは、全国の仲間との連携をさらに深めるとともに、署名活動をより一層推進 します。 一.私たちは、「北方領土返還・四島交流促進議員連盟」と連携し、返還実現に向け 政・官・民のさらなる団結を深めます。 一.私たちは、北方四島ビザなし交流など、あらゆる機会を活かし、ロシア国民に北方四 島の返還こそが我が国とロシアとの真の友好と信頼関係を築き、ひいては世界の平和に 寄与するものであることを、強く訴えます。 一.私たちは、択捉島の紗那に残存する日本の建物保存に取り組みます。 一.私たちは、北方四島ビザなし交流の拡大を視野に、ビザなし交流などに使用する船舶 の建造を目指し努力します。
平成19(2007)年2月7日北方領土の日 平成19年北方領土返還要求全国大会
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