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第51回町村議会議長全国大会を開催

第51回町村議会議長全国大会

 全国町村議会議長会は、平成19年11月30日、東京・NHKホールにおいて、全国1,018町村議会の議長など、関係者1,700人が出席するなか、「真の分権型社会の創造をめざして」をメインテーマに「第51回町村議会議長全国大会」を開催しました。
 大会は、野村弘 副会長(長野県上松町議会議長)の開会のことばで開会し、国歌斉唱に続いて、原伸一 会長(福岡県赤村議会議長)が挨拶に立ち、「構造改革の名の下に、国の財政再建と経済合理性が優先され、その結果、個人間の経済格差と地域間の格差、自治体間の財政力格差がますます拡大している。」「政府においては、新たに設置された『地域活性化統合本部』において、これら町村の声を地域再生に向けた戦略に十分反映され、力強く実施していただくよう、切に期待する。」「我々町村議会人もまた、今日の厳しい現状を乗り越えて、「地方が元気になることこそが、国が元気になることだ」との信念の下に、国と地方、農山漁村と都市が、ともに「共生」して、真の分権型社会を創ってゆきたいと熱望している。」と強く訴えました。
 続いて、大会の意義を鮮明にするため、西山宣治 理事(岡山県鏡野町議会議長)が「真の地方分権改革を断行して、地方の「自立」を促進し、都市と農山漁村、国と地方がともに「共生」してゆくことが極めて重要である。」と決意を込めて宣言を提案しました。
 来賓紹介に移り、福田康夫 内閣総理大臣をはじめ、河野洋平 衆議院議長、江田五月 参議院議長、増田寛也 総務大臣、尾辻秀久 自民党参議院議員会長、藤井裕久 民主党最高顧問、山本文男 全国町村会長から、それぞれ祝辞が述べられました。
 次に、ご臨席いただいた国会議員の諸先生方を紹介し、祝電披露に続いて、議長団の選出を行い、小林宏 茨城県会長(城里町議会議長)、大林輝夫 滋賀県会長(安土町議会議長)、向井恒夫 山口県会長(田布施町議会議長)が議長団に選出され、小林茨城県会長が代表をつとめ議事に入りました。
 はじめに、要望事項32件、北海道地区ほか8地区の要望事項9件について、小川勇 副会長(千葉県会長・印旛村議会議長)が提案理由の説明が行い、満場一致でこれを採択・決定しました。
 また、「第32回豪雪地帯町村議会議長全国大会」を併せて開催していることから、昆忠泰 全国豪雪地帯町村議会議長会会長(岩手県会長・岩泉町議会議長)が豪雪議長会の要望事項8件の提案理由の説明を行い、満場一致で採択・決定しました。
 引き続き全国の町村議会議長の総意を結集して、当面する重要問題の解決を図るため、門間健三郎 理事(宮城県会長・大和町議会議長)が決議案を提案し、満場一致で採択・決定。さらに特別決議案2件のうち、「分権時代に対応した基礎自治体の確立に関する特別決議」を藤井武彦 理事(静岡県会長・西伊豆町議会議長)が朗読・提案、「地方交付税の復元・増額等に関する特別決議」を島ア勝弘 理事(徳島県会長・海陽町議会議長)から提案し満場一致で採択・決定しました。
続いて、実行運動方法を協議・決定し、すべての議事が終了しました。
 次に、要望・決議の実現に向けて出席者全員の総意を結集し、小西啓 理事(京都府会長・和束町議会議長)の発声により、「ガンバローコール」が声高らかに行われました。
 最後に、川股博 理事(北海道会長・由比町議会議長)が閉会のことばを述べ、大会は盛会のうちに終了しました。
 大会終了後、役員全員で総務大臣等要路者に対して、要望・決議の実現を図るため面談要望活動を行いました。


 1 開会のことば
 
 2 国歌斉唱
 
 3 会長あいさつ
 
 4 宣言
 
 5 来賓祝辞
     内閣総理大臣    福田康夫 殿
     衆議院議長     河野洋平 殿
     参議院議長     江田五月 殿
     総務大臣      増田寛也 殿
     自由民主党代表   尾辻秀久 殿 (参議院議員会長)
     民主党代表     藤井裕久 殿 (最高顧問)
     全国町村会長    山本文男 殿
 
 6 来賓紹介・祝電披露
 
 7 議長団選出
 
 8 議事
      要望・重点要望
      決議・特別決議
      実行運動方法協議
 
 9 ガンバローコール
 
 10 閉会のことば


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