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23/01/19

第32回定期総会を開催

第32回定期総会

 全国町村監査委員協議会(那須 照男会長)は、令和5年1月19日、東京の全国町村議員会館において、各道府県町村監査委員協議会の会長・事務局長など約60人出席のもと第32回定期総会を開催しました。

 議事に先立ち、総務省地方財政審議会会長の小西 砂千夫 氏から「地方財政の展望と町村の対応」についてご講演をいただきました。

 会議は、永井 昌利副会長(宮城県大河原町)の司会で進行し、主催者を代表して那須 照男会長(島根県飯南町)が、「国に対しては、町村での監査委員事務局の設置が約4割であること、監査を補佐する職員が少ないことなど、町村監査の実態をしっかりと認識していただき、監査体制の整備と監査機能の強化について要請していかなければならない」と挨拶を述べました。
 次に、登本 玄一副会長(熊本県苓北町)を議長に選出して議事に入りました。 
 はじめに、那須会長が令和4年の「会務報告」を行いました。
 続いて、「令和3年度収支決算」を議題とし、新名 均監事(香川県まんのう町)の監査結果報告を受け、満場一致をもってこれを承認しました。次に、「令和5年度以降の会費及び研修会負担金」について審議し、原案どおり決定しました。次に、「令和5年度事業計画及び収支予算」について審議し、原案どおり決定しました。
 その後、「監査機能の強化に関する要望」を浜崎 音男理事(石川県穴水町)が、「監査機能の強化等に関する決議」を田中 眞一理事(京都府与謝野町)が提案し、満場一致で決定しました。
 続いて、採択された要望・決議事項の実現を図るための「実行運動方法」を白田 浩一理事(北海道豊富町)が提案し満場一致で決定し、総会終了後、総務省に対しては会長及び副会長、地元選出国会議員等に対しては出席者において実行運動を行うこととなりました。
 続いて、任期満了に伴う「役員の選任」を議題とし、新会長に、水上 雄二会長(富山県立山町)のほか、新役員9名を選任しました。
 水上会長は、就任にあたり「伝統ある会長職を受け継ぎ、役員の皆様方と力を合わせ、町村における監査の円滑・適正な執行と、監査委員制度の健全な発展のため、務めて参りたい」と挨拶を述べました。
 最後に、新しく副会長に選任された岡山 力徳島県会長が閉会の挨拶を述べ、定期総会は盛会のうちに閉会しました。

 総会終了後、新しく選任された会長及び副会長は要望・決議事項の実現に向け、総務省に対し実行運動を行い、吉川 浩民総務省自治行政局長に面談の上、要望書等を手交しました。

              役  員  名  簿
  
           会 長  水上 雄二  (富山県立山町)    
           副会長  白田 浩一  (北海道豊富町)
           副会長  岡山  力  (徳島県つるぎ町)
  
           理 事  熊谷 順太  (岩手県紫波町)
           理 事  中澤 俊雄  (山梨県身延町) 
           理 事  平崎 泰彦  (兵庫県播磨町)
           理 事  山口 敦允  (広島県世羅町)
           理 事  最所 一志  (佐賀県みやき町)
 
           監 事  寺西 久和  (滋賀県多賀町)
           監 事  山口  孝  (宮崎県国富町)

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