監査委員協議会お知らせ
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25/01/17
第34回定期総会を開催

令和7年1月17日、全国町村監査委員協議会(水上 雄二会長)は、東京の全国町村議員会館において、第34回定期総会を開催し、各道府県町村監査委員協議会の会長・事務局長など約60人が出席しました。
議事に先立ち、総務省自治行政局行政課長 植田 昌也氏から「地方自治行政の現状と課題」について特別講演をいただきました。
会議は、佐々木 敬副会長(北海道中富良野町)の司会で進行し、主催者を代表して水上 雄二会長(富山県立山町)が、「国に対しては、町村における監査委員事務局の設置が未だ4割であること、監査を補佐する職員が少ないことなど、町村監査の実態を認識していただくとともに、監査体制の整備と監査機能の強化についてしっかりと要請していかなければならない」旨の挨拶を述べました。
次に、議長の選出を行い、西谷 康彦副会長(徳島県勝浦町)が満場の賛同を得て選出され、議事に入りました。
はじめに、報告第1号「加入団体の異動」について、水上会長から報告を行いました。
次に、報告第2号「役員の異動」について、水上会長から報告を行いました。
続いて、議案第1号「令和5年度収支決算」について、水上会長から概要説明、事務局からの詳細説明に続いて、山口 孝監事(宮崎県国富町)から監査結果の報告が行われ、審議の結果、承認されました。
次に、議案第2号「令和7年度事業計画及び収支予算」について、水上会長から概要説明、事務局からの詳細説明を行い、審議の結果、原案のとおり決定しました。
続いて、水越 茂廣理事(山梨県道志村)が「監査機能の強化に関する要望」を朗読提案し、これを満場一致で決定した後、最所 一志理事(佐賀県みやき町)が「町村監査体制の充実強化に関する決議」を朗読提案し、満場一致で決定しました。
次に、山根 千昭理事(広島県北広島町)が採択された要望・決議事項の実現を図るための協議第1号「実行運動方法(案)」について提案し、これを満場一致で決定しました。
最後に、任期満了に伴う「役員の選任」を議題とし、新会長に、新名 均会長(香川県まんのう町)のほか、新役員8名が選任されました。
新名会長は、就任に当たり「伝統ある会長職を受け継ぎ、役員の皆様方と力を合わせ、町村における監査の円滑・適正な執行と、監査委員制度の健全な発展のため、務めてまいりたい」と挨拶を述べ、定期総会は盛会のうちに終了しました。
総会終了後、会長及び副会長は、総会で決定した要望・決議事項の実現に向け、総務省に対し要請活動を行いました。
(要請先)
総務省自治行政局長 阿部 知明氏
(要請者)
会 長 新名 均(香川県まんのう町代表監査委員)
副会長 村上 順一(鳥取県日吉津村代表監査委員)