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13/11/12
第３２回離島振興市町村議会議長全国大会を開催
全国離島振興市町村議会議長会は、平成２５年１１月１２日、東京・ホテルフロラシオン青山において、全国の離島市町村議会議長など関係者約１６０名の参加のもと「第３２回離島振興市町村議会議長全国大会」を開催しました。
大会は、西大舛 髙旬 理事（沖縄県竹富町議会議長）の司会により開会、山谷 良数会長職務執行者 副会長（山口県上関町議会議長）が挨拶に立ち、「国土並びに領海の保全をはじめ、海洋資源の利用、自然環境の保全等、離島の果たす国家的役割がますます重要になっている中で、本会としては、政府・国会に対して、①離島振興の更なる充実強化を訴えていくこと、②今年度末をもって期限切れとなる「奄美群島振興開発特別措置法」及び「小笠原諸島振興開発特別措置法」の改正・延長に向け邁進すること、③離島航路・航空路については、安定的に維持・存続するための法制度の創設を求めていくこと、④特に重要な離島の保全及び振興のための法制度の整備を求めていくこと」等を述べました。
続いて、大会の意義を鮮明にするため、鎌田 勇二郎 副会長（鹿児島県中種子町議会議長）が「宣言」を朗読しました。
次に、来賓としてご臨席の藤井 健 国土交通大臣官房審議官をはじめ、自由民主党代表 谷川 弥一 衆議院議員、民主党代表 松原 仁 衆議院議員、日本維新の会代表 桜内 文城 衆議院議員、公明党代表 遠山 清彦 衆議院議員、日本共産党代表 塩川 鉄也 衆議院議員、生活の党代表 玉城 デニー 衆議院議員、社会民主党代表 吉田 忠智 参議院議員、全国離島振興協議会 白川 博一 会長（渡邊 東 事務局長代読）からそれぞれ祝辞が述べられました。
祝電披露の後、議長団の選出を行い、正議長に小澤 一美 理事（東京都八丈町議会議長）、副議長に木村 公雄 宮城県女川町議会議長、土居 計彦 愛媛県上島町議会議長の３名が満場の賛同を得て選出され、議事に入りました。
はじめに、要望事項を議題とし、「離島振興に関する要望」について、祝 優雄 理事（新潟県佐渡市議会議長）が提案理由の説明を行い、満場一致でこれを採択することに決定しました。
引き続き、石田 茂春 理事（島根県隠岐の島町議会議長）が決議を朗読し、満場一致でこれを採択することを決定し、次に特別決議３件を議題とし、鎌田 勇二郎 副会長が「奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置の改正・延長に関する特別決議」、門 瀧雄 理事（香川県多度津町議会議長）が「離島航路・航空路支援法（仮称）の早期制定に関する特別決議」、作元 義文 理事・相談役（長崎県対馬市議会議長）が「特定国境離島の保全及び振興に関する特別決議」を朗読し、それぞれ満場一致で採択することを決定しました。
続いて、実行運動方法を協議・決定し、全ての議事を終了しました。
終わりに、本大会において決定した要望・決議の実現に向けて、安武 研二 理事（福岡県新宮町議会議長）の発声により、出席者の総意を結集し、「ガンバローコール」を行い、会場が熱気に包まれるなか、鎌田 勇二郎 副会長が閉会のことばを述べ、大会は盛会裏に終了しました。
大会終了後、副会長により、花岡 洋文 国土政策局長に面談のうえ、要請を行いました。
