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14/11/11

第33回離島振興市町村議会議長全国大会を開催

挨拶を述べる鎌田 勇二郎会長

 平成26年11月11日、全国離島振興市町村議会議長会(鎌田 勇二郎会長)は、東京・ホテルフロラシオン青山において、全国の離島市町村議会議長など関係者約180名の参加のもと「第33回離島振興市町村議会議長全国大会」を開催しました。
 大会は、志村 忠昭 理事(香川県多度津町議会議長)の司会により開会、鎌田 勇二郎 会長(鹿児島県中種子町議会議長)が挨拶に立ち、「離島は、人口減少、高齢化等の厳しい環境の下、医療や福祉、教育等のあらゆる面において、まだまだ本土とは大きな格差が残っている。加えて、国土並びに領海の保全をはじめ、海洋資源の利用、自然環境の保全等、離島の果たす国家的役割がますます重要になっている。このような中、本会は、離島振興の更なる充実強化、さらには、離島で生活を営む上で、必要不可欠である離島航路・航空路の維持・存続のために必要な支援法と、我が国の安全並びに海洋資源の確保及び利用の観点から、特に重要な離島の保全及び振興を図るために必要な特別措置法の早期制定等を政府・国会に対して強く要請していく。」旨を述べました。
 続いて、大会の意義を鮮明にするため、根岸 勇雄 副会長(新潟県佐渡市議会議長)が「宣言」を朗読しました。
 次に、来賓祝辞に移り、ご臨席の舘 逸志 国土交通大臣官房審議官(太田昭宏国土交通大臣代読)、生活の党代表 玉城 デニー 衆議院議員、社会民主党副党首 福島 みずほ 参議院議員、全国離島振興協議会 渡邊 東 事務局長(白川博一会長代読)からそれぞれ祝辞が述べられました。なお、そのほかの衆議院議員の来賓の先生方は、同時間帯で、衆議院本会議が開会されたため、到着次第、順に挨拶を頂くこととなりました。
 次に、祝電披露の後、議長団の選出を行い、正議長に安武 研二 理事(福岡県新宮町議会議長)、副議長に木村 公雄 宮城県女川町議会議長、小島 一兵庫県南あわじ市議会議長の3名が満場の賛同を得て選出され、議事に入りました。
 はじめに、要望事項を議題とし、石田 茂春 副会長(島根県隠岐の島町議会議長)が提案理由の説明を行い、満場一致でこれを採択することに決定しました。
 議事の途中、来賓が到着されたため、自由民主党代表 谷川 弥一 衆議院議員、公明党代表 遠山 清彦 衆議院議員、維新の党代表 河野 正美 衆議院議員、次世代の党代表 坂元 大輔 衆議院議員、日本共産党代表 塩川 鉄也 衆議院議員、民主党代表代行 髙木 義明 衆議院議員、みんなの党代表 佐藤 正夫 衆議院議員からそれぞれ祝辞が述べられました。
 議事に戻り、前田 芳久 理事(北海道利尻富士町議会議長)が決議を朗読し、満場一致でこれを採択することを決定した後、特別決議2件を議題とし、分野 達見 監事(広島県三原市議会議長)が「離島航路・航空路支援法(仮称)の早期制定を求める特別決議」、荒尾 正登 理事(長崎県五島市議会議長)が「特定国境離島保全・振興特別措置法(仮称)の早期制定を求める特別決議」を朗読し、それぞれ満場一致で採択することを決定しました。
 次に、実行運動方法を協議・決定し、全ての議事を終了しました。
 終わりに、本大会において決定した決議・特別決議・要望の実現に向けて、島袋 義範 理事(沖縄県伊江村議会議長)の発声により、出席者の総意を結集し、「ガンバローコール」を行い、会場が熱気に包まれるなか、中村 佳一 理事(東京都大島町議会議長)が閉会のことばを述べ、大会は盛会裏に終了しました。
 大会終了後、直ちに正副会長により、青木 一彦 国土交通大臣政務官、本東 信 国土政策局長に面談のうえ、要請を行いました。

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