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15/12/25

平成28年度離島振興関係予算決定概要

　平成27年12月24日、平成28年度政府予算案が閣議決定されたことに伴い、国土交通省は平成28年度国土政策局関係予算決定概要を公表しました。
　離島振興関係については、公共事業関係費（一括計上分）として、44,102百万円（対前年度0.99）、非公共事業は、1,178百万円（対前年度1.00）を計上しこのうち離島活性化交付金は1,150百万円（対前年度1.00）を措置しています。
　離島活性化交付金について、離島から本土に戦略産品を移出する際及び本土から離島に原材料等を移入する際の海上輸送費の支援について、状況に応じて3年経過後も同品目を対象とすることを可能とするとともに、本土の児童生徒が離島の小学校・中学校に留学するために必要な経費を一部支援することとしています。
　また、奄美群島振興関係については、（一括計上分）として、20,584百万円（対前年度0.97）、非公共事業は、2,066百万円（対前年度1.00）を計上しこのうち奄美群島振興交付金は2,050百万円（対前年度1.00）を措置しています。
　奄美群島振興交付金について、平成28年度は、「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を見据えて、歴史的・文化的なつながりが強い奄美群島と沖縄県の両地域における連携を強化し、交流を活性化するため、住民及び観光客の移動手段である交通アクセスの改善に向けた施策を支援することとしています。
　また、小笠原諸島振興関係については、1,064百万円（対前年度1.00）を計上し、交通アクセス改善のため、唯一の定期交通手段である「おがさわら丸」の代替船の整備補助を行うほか、老朽化に伴う港湾施設の改良、浄水場の施設・設備の更新等を支援することとしています。

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