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16/02/04

平成27年度第3回総会を開催

平成27年度第3回総会であいさつする髙橋会長

 平成28年2月4日、全国豪雪地帯町村議会議長会(髙橋 猛会長)は、平成27年度第3回総会を東京の全国町村議員会館で開催しました。

 総会は、山先 守夫副会長(石川県川北町議会議長)の開会のことばをもって始まり、続いて、髙橋 猛会長(秋田県美郷町議会議長)が、「今冬は当初、暖冬傾向であったが、1月中旬頃には強い寒気が南下し、奄美大島では115年ぶりに雪を観測するなど、西日本から東北地方にかけての日本海側を中心に大雪となった。また、長野県下では雨氷による倒木が起き、道が遮断され、一部集落や宿泊施設が孤立するという災害も発生した。最近では気象観測の精度が上がり、高い確率で当たるようになってきたものの、自然相手であるため予測しがたいところもある。詳細なデータをいち早く感知して、事前に災害に備える体制づくりというものが大事である。豪雪地帯というのは、全国の国土面積にして約51%、そこに住んでいる住民は約15%を占めている。そのうち特別豪雪地帯となると、2.5%の国民が約20%近い国土を保全しているということにもなる。依然として豪雪地帯の人口流出は続いており、加えて高齢化がますます進んでいる。豪雪に対する対応・対策や、それに関する経費等はますます財政負担が重くなってきているので、来賓の先生方におかれても、安全で安心して暮らせる雪国社会の確立のために、引き続きのご協力・ご支援を賜りたい」と挨拶を述べました。

 次に、来賓としてご臨席いただいた 津島 淳国土交通大臣政務官、野田 聖子衆議院災害対策特別委員長、長沢 広明参議院災害対策特別委員長からそれぞれ祝辞をいただきました。

 続いて、国土交通省国土政策局 織田村 達地方振興課長による「豪雪地帯対策における施策の実地状況等について」の講演がありました。
議事に入るにあたり、服田 順次岐阜県会長(東白川村議会議長)を議長に選任しました。

(報告事項)
 まず、はじめに、髙橋会長から平成27年度1月1日から12月31日までの会務の概要である、「会務報告」の説明が行われました。

(議案審議)
 欠員となっている監事1名について「役員の補欠選任」を行い、監事に金井 佐則群馬県会長(榛東村議会議長)が選任され、金井監事から就任のあいさつが行われました。
 次に、議案第1号「平成28年度事業計画及び収支予算」を議題とし、髙橋会長から趣旨説明、事務局から内容説明が行われ、審議を行い、原案のとおり決定し、議事はすべて終了しました。

 最後に、安永 友行副会長(島根県吉賀町議会議長)が閉会のことばを述べ、総会は終了しました。

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