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18/02/09

平成29年度第3回総会を開催を開催し、緊急要望を決定

　平成30年2月9日、全国豪雪地帯町村議会議長会(生駒　一義会長)は、平成29年度第3回総会を東京の全国町村議員会館で開催しました。

　総会は、西村　昭教副会長(北海道上富良野町議会議長)の開会のことばをもって始まり、続いて、生駒　一義会長(福井県南越前町議会議長)が、「今冬は、昨年12月から、強い冬型の気圧配置や低気圧の影響により、西日本、北日本や東日本の日本海側を中心に断続的な大雪が続いており、北陸地方の一部地域においては平年の6倍もの積雪を記録しているところもあった。私の地元福井県においても、2月に入り寒気の襲来があり、56豪雪以来、実に37年ぶりの記録的な大雪となった地域もあった。一時は幹線道路である国道8号線で1500台余りの車が立ち往生するなどの事態が発生し、地域住民の生活に大きな影響を与え、加えて、除雪車の燃料不足ということで、除雪も手間取った。こうした状況に対処するため、地域住民の協力のもとに生活道路確保のために日夜道路除雪や安全確保のために公共施設や高齢者世帯の雪下ろしなどに懸命に取り組んでいるところであるが、昨今の豪雪は、その被害が広範囲であることに加え、局地・集中的でもあるため、地元地域内のみでの対応では間に合わない、対応しきれない状況にある。このような状況に鑑み、本日は「今冬の大雪対策に関する緊急要望」をご審議いただく予定となっている。ご来賓の諸先生方におかれても、引き続き雪国の振興対策に対しましてご高配を賜りますようよろしくお願いしたい。」と挨拶を述べました。

　次に、来賓としてご臨席いただいた簗　和生国土交通大臣政務官、望月　義夫衆議院災害対策特別委員長、河野　義博参議院災害対策特別委員長からそれぞれ祝辞をいただきました。

　続いて、国土交通省国土政策局　安藤　恒次地方振興課長から「豪雪地帯対策について」の講演をいただきました。

　議事に入るにあたり、清水　俊博兵庫県会長(多可町議会議長)を議長に選任しました。

(報告事項)
　まず、はじめに、生駒会長から平成29年1月1日から12月31日までの会務の概要である「会務報告」の説明が行われました。

(議案審議)
　欠員となっている理事1名について「役員の補欠選任」を行い、理事に井出　總一山梨県会長（富士河口湖町議会議長）が選任され、井出理事から就任のあいさつが行われました。
　次に、議案第1号「平成30年度事業計画及び収支予算」を議題とし、生駒会長から趣旨説明、事務局から内容説明の後、審議を行い、原案のとおり決定しました。
　次に、議案第2号「今冬の大雪対策に関する緊急要望」を議題とし、生駒会長から要望提案説明の後、審議を行い原案のとおり決定し、会長、副会長により速やかに、政府・国会関係者に対し、実行運動を展開することとなり、議事はすべて終了しました。

　最後に、久保田　三代副会長(長野県野沢温泉村議会議長)が閉会のことばを述べ、総会は終了しました。

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