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優秀賞(第2位)
岩手県岩泉町議会「いわいずみ議会だより No.202」
いわいずみ議会だより No.202
[WEBカタログ:冊子が確認できます。]
審査講評
巻頭特集「危機 出生数が20人を下回る」では緊急課題と対峙します。子育て支援の現状、町の対応やあり方など、「まちの声」を聴取しながら住民ニーズにそった少子化対策など、支援のあり方を探ります。常設「どうなりやんした…あの提言」での空き教室利活用、新年度予算審議「次の世代につなげる1年」を特集に連動させての展開です。シリーズ「公共交通を考える」(最終回)では、町民各層の意見から課題を整理しています。いずれも重要課題に向き合い、町民と共に考える企画です。「議員と語る会」の今回は、地元高校生と「私たちが町に望むことは」での意見交換。「まちの声」などの広聴記事が多彩で、町民とともに歩む議会が紙面化されています。
(芳野)
表紙「大家族シリーズ」が、2 023年から地元で働く若手・中堅にフォーカスした新企画「キラッと光る人」に変わりました。中面も、言葉を削ったシンプルな見出しと、人物写真を中心にしたビジュアルな紙面づくりに一層の磨きがかかっています。
最も注目すべき点は、議会の調査・研究→所感・提言という一連のプロセスが可視化されていることでしょう。冒頭の特集「危機出生数が20人を下回る」から巻末の「シリーズ公共交通を考える」まで、地域課題にコミットする議会に共感する読者も少なくないでしょう。このほか、岩泉高校の生徒との「KIZUKI(きづき)」プロジェクトなども広角的な議会活動を伝えています。
(吉村)
特集は、少子化が進む危機感を取り上げ、婚姻数・出生数の現状と子育て支援策を伝えています。また、生徒数の減少に伴い、空き校舎を活用する議会提言と、提言の可決情報を伝えた「質疑のその後どうなりゃんした~あの提言」の紙面。少子高齢化を考慮し、暮らしに必須である公共交通を取り上げた「公共交通を考える」など、町と住民を思う議会の強い姿勢が伝わるコンテンツが多彩です。
あわせて、総務常任委員会が行った『岩泉高校生との「議員と語る会」』、産業常任委員会の「三セク各社との議員と語る会」、予算審査・条例補正予算特別委員会に設けた「まちの声」など、広聴重視の活動と議会の担う役割が、住民に伝わる編集力が長けています。
(長岡)
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