会議・要請活動

令和5年11月29日

第67回町村議会議長全国大会を開催

　全国町村議会議長会（渡部孝樹会長）は、令和5年11月29日、東京のNHKホールにおいて、小里泰弘内閣総理大臣補佐官、渡邊孝一総務副大臣、石川昭政内閣府副大臣、工藤彰三内閣府副大臣、森山裕自由民主党総務会長、吉田隆行全国町村会長のほか国会議員の先生方をお招きし、約1,600人の町村議会関係者出席のもと「第67回町村議会議長全国大会」を開催しました。

（会長挨拶・大会宣言）
　はじめに、畠田勝廣副会長（福岡県添田町議会議長）が開会のことばを述べた後、渡部孝樹会長（北海道厚真町議会議長）が主催者を代表し挨拶を述べました。
次に、寺本清春副会長（三重県川越町議会議長）が、大会の意義を鮮明にするための宣言文を読み上げると、それに賛同する満場の拍手が会場を包みました。

（来賓祝辞）
　ご来賓の小里内閣総理大臣補佐官、渡邊総務副大臣、石川内閣府副大臣、工藤内閣府副大臣、森山自由民主党総務会長、吉田全国町村会長からそれぞれ祝辞が述べられました。
　続いて、公務のため出席が叶わなかった額賀福志郎衆議院議長と長浜博行参議院副議長から寄せられたメッセージを赤松俊彦事務総長がそれぞれ披露しました。
　
（来賓紹介）
　大会には、ご祝辞をいただいたご来賓以外にも、衆参両院あわせて43名の国会議員の先生方にご臨席いただきましたので、謝意を込めてご紹介を行いました。

（議事／要望）
　議事に入るにあたり、規約の定めに従い大会出席者の中から、荒川政義山口県周防大島町議会議長、北村吉史京都府大山崎町議会議長、上田孝二山梨県身延町議会議長の３名を議長団に選出しました。
　議事は、はじめに「議会の機能強化及び多様な人材が参画するための環境整備」など要望37件（地区要望9件を含む）を大会に提案することを中本正廣理事（広島県安芸太田町議会議長）が説明し、これを満場一致で決定しました。

（議事／決議・特別決議）
　採択された要望事項を踏まえ、町村議会の総意を結集し、当面する重要問題の解決を図るため、決議を行うこととし、松野唱平理事（千葉県長南町議会議長）が案文を朗読提案し、これを満場一致で決定しました。
　また、緊急かつ重要な課題として解決を図る必要がある3つの案件については特別決議を行うこととし、「東日本大震災からの復興、原子力発電所事故への対応及び大規模災害対策の確立等を求める特別決議」を角田真美理事（福島県鏡石町議会議長）が、「少子化対策の推進とこども･子育て政策の強化を求める特別決議」を岡田健治理事（富山県立山町議会議長）が、「農業・農村政策の一体的な推進による食料安全保障の確立を求める特別決議」を大石哲雄理事（和歌山県上富田町議会議長）が、それぞれ朗読提案し、これを満場一致で決定しました。

（第48回豪雪地帯町村議会議長全国大会）
　次に、我が国の国土面積の約半分を占める豪雪地帯対策の要望について丹野貞子全国豪雪地帯町村議会議長会会長（山形県河北町議会議長）が提案し、これを満場一致で決定しました。

（閉会）
　最後に、井下良雄理事（香川県直島町議会議長）が閉会のことばを述べ大会は盛会裏のうちに終了しました。

（講演）
　大会終了後、フリーキャスター・事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子氏による講演「地域から輝く日本へ～未来への選択と責任」が行われ、大会参加者は熱心に聴講しました。

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