山梨県昭和町議会　議会だよりしょうわ No.164
[WEBカタログ：冊子が確認できます。]

審査講評

　議員と学生のワークショップでは、実際、何が行われたか、何が話されたか。区長と議員の意見交換会では、どんな話題のやりとりがあったのか。議員研修や該当活動とは、実際には、何をやったことをいうのか。読者がそれらを知ることこそが、広報そのものだ、と改めて感じさせる。表題だけでなく、項目だけでなく、その実際を追体験できるための工夫がある。（山田）

　見出し及びタイトルが大きく表現され、各紙面で変化の飛んだ表現が施されています。「学生からの政策提案」は、学生の提案情報と議会の対応意見が掲載され、住民に分かり易く情報を伝える編集が施されています。一般質問は、短文で構成された文章と用語を説明した脚注が、住民視点での編集となっています。
　なお、タイトルの下に表示されたホームページへの誘導文は、住民の利便性を考慮し、URLを表示する事が望まれます。（長岡）

　｢学生からの政策提案」や「区長との意見交換会」、「街頭活動」、地域対話集会「井戸端会議」など、多彩かつ旺盛な議会活動の息吹が紙面から伝わります。定例会での討論や委員会質疑、一般質問を含む議事が簡潔にまとめられ、公開度も高いものがあります。「追跡」での検証記事、「議会クイズ」応募の際の「声」、「昭和町に住んでみて」の住民目線の企画も健在です。各ページの各見出しが的確で、写真を効果的に使ってのレイアウトなど、読みやすい紙面展開です。（芳野）

　長年実績を重ねてきた大学との連携をはじめ、区長との意見交換会、地域住民との井戸端会議、視察研修など、まさに“行動する議会”を実感させるコンテンツが目を引きます。そうした、政策づくりのバックグラウンドとなる議会情報の充実に加え、全ページを通して余白が効果的に生かされ、強調したいタイトルや見出しが目に飛び込んできます。掲載内容に関わる写真撮影も精力的に行われ、活気ある紙面づくりに一役買っています。（吉村）

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