山形県川西町議会　かわにし議会だより No.129
[WEBカタログ：冊子が確認できます。]

審査講評

　政策検証を冒頭に掲げ、議会活動を市民に知らせています。見出しはいずれも、啓発の立場から、時に冷静に、時にセンセーショナルに、必ず本文内容に裏付けられ、また啓発の信念に支えられた言葉が選ばれています。町民の声では、シリーズ名、今回の内容を捉えた見出し、インタビューの設定を決定づけるリード、発言者のプロフィール、全体を大雑把にとらえるが画像加工の上に微妙な色と大きさ、方向で盛り込まれています。(山田)

　政策検証をはじめ各紙面は、情報の要旨を巧みに訴求し、問題意識の高い議会が住民に強く印象に残る編集です。また、議会活動はもとより、住民が参加する記事及び広聴情報を設け、多彩なコンテンツで紙面を構成しています。住民に飽きのこない紙面作りです。紙面表現も、写真を上手に使い視覚化を考慮した紙面です。紙面の全体を通して、メリハリを効かした編集と表現スキルが高く、住民の目を集める議会だよりでしょう。（長岡）

　議会の「政策提言」から１年後の「政策検証」がトップ企画。住民との意見交換会を起点とする「政策サイクル」の提言・検証が「見える化」され、議会力の発揮が伝わります。続く新年度予算の概要と主な事業、委員会審査が議会の視点で整理されています。新年度予算に対する「私もひとこと」や「広報モニターからひとこと」「インタビュー町民の声」など多彩な住民登場も特長。具体的で的確な見出しや写真が目立ち、訴求力ある編集です。（芳野）

　議事公開の広報がていねいになされ、また政策提言の検証・評価など、議会の意欲的な活動を伝える紙面づくりが光っています。新年度予算に対する多様な世代の「住民の声」も好企画です。また、議会活性化への取り組み（タイトルは「特集」より「シリーズ議会改革」のほうがしっくりきます）など、新しいコンテンツも登場しました。今後、主権者教育や多様な世代の住民との対話など、広聴企画をさらに充実させていってください。（吉村）

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