宮城県川崎町議会　カワサキ議会情報便 No.210
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審査講評

　表紙組み写真の視線の向き、目録題の可読性、右肩号数枠の多用な情報、必要で十分な情報を保持しつつバランスよく表紙に収まっています。郊外学習児童による調査発表と提案は、素朴ながら直截で強烈な評言にまとめられています。※印で導かれる用語解説は、説明を尽くしています。傍聴勧誘のリード部分には、市民意識に訴えるメッセージがあります。一般質問記事の余白、引用画像の可読性は、改良の余地があるかもしれません。(山田)

　読者に情報を分かり易く訴求するためには、情報をどの順番でどの紙面に配置するかが要となります。その観点で本紙を読むと、予算情報は、概要から予算審査、各種会計への要望決議紙面へと、分かり易く情報を伝える紙面構成となっています。また、予算紙面での要望決議情報、委員会報告紙面での検証結果報告・委員会意見の情報等、議会の主張を強く訴求しています。町政に対する議会の機能が読者の印象に残る編集です。（長岡）

　議場での校外学習（小学生）をトップに、幅広い読者の関心を喚起する導入部です。新年度予算の主な事業のピックアップから議決にいたる経過とその評価があり、「各会計に関する要望決議」で、議会の存在感を高めています。予算審査の簡潔な記事に、的確な小見出しでの視線誘導が効果的です。新シリーズ「かわさき想い人」は、議会としての問題意識と関連した住民登場になっています。見出しと写真が目立つ「ツカミ」がある紙面展開もいい。（芳野）

　この号からロゴ（題字）が平仮名から片仮名に代わり、目を引きます。冒頭見開きに小学生の校外学習（議会体験）を特集し、表3で新企画「かわさき想い人」がスタートするなど、もっと多くの町民に読んでほしいという試みがなされているように感じました。また、どのページも具体的でわかりやすい見出しがつけられているので、「ざっと目を通してみよう」という気にさせます。広聴と住民参加を軸に、さらに対話力の強化を進めていってください。（吉村）

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