議会だよりかねがさき 130号
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審査講評

　特記すべきは、「議員往来」で消化日程や心証を報告。令和時代４世代構成は、表情から数字以外を見せてくれます。予算決議に寄せられた大人の意見、子らのゆめの注文、傍聴アンケートの両極評価、ホットミーティングの「言わせてもらお　まちのこえ」の問題意識、これこそ現実の町民の表情です。画像と市松レイアウト「わたしたちが編集しました。」は、編集後記に相当。一般質問のグラフと「つぶやき」は、誰から誰へのものですか。（山田）

　巻頭特集「平成から令和の新時代へ」で４世代家族を登場させ、町の歩みを重ね合わせて今後の町の歩みを展望しています。「一般会計予算쐕世代別・分野別쐖ちょっと拝見」の一覧表には、「こんな予算があったらな｜ぼくの注文・私の注文」の欄が加わり行政広報との差別化があります。一般質問のフォーマットに従来からの「つぶやき」「５段階自己評価」に、「言わせてもらお　まちのこえ」が加わるなど、各企画での新たな進化が認められます。（芳野）

　今日、議会だよりは合議制の議事機関としての広報を軸に、住民意見や調査研究等を反映した政策立案や提言、広聴活動、連載等、様々なコンテンツで構成されています。そこで問われるのが、情報編集力。金ヶ崎町議会は、世代別の予算の使われ方、住民意見のカテゴリー別整理（意見交換会）、要望書等、伝達力のある情報編集を実践しています。また、住民が登場しないページを探すのが難しい紙面づくりも大きな魅力といえます。（吉村）

　分野別と世代別に別けた予算事業の表組、議員が注目した予算を伝える予算審査特別委員会の編集等、予算情報を伝える編集方法に独自性と発信力を感じる紙面です。また、一般質問の紙面も、議員ごとに自己評価を表示し、あわせて議員の本音を伝える「つぶやき」、住民の意見を伝える「まちのこえ」を配置しています。住民に紙面を読ませる編集工夫が見てとれます。情報をどのように伝えるかを考慮した、情報発信の編集力が光ります。（長岡）

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