議会だよりにき No.127
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審査講評

　トップ企画は新年度予算の審議報告。本文導入部は「フォト＆見出し」でテーマを強くアピールし、次ページ以降の企画内容へ関心をかき立てます。委員会の議案審査の質疑は、優先度の高い８項目を厳選しての掲載。テーマごとに関心を引く小見出しを立て、議員の似顔絵、質疑をパッケージにして興味ひく展開。その他、議会の取組みや議案報告など、テーマごとに読者の視線を引き付けています。冊子中ほどには「特集：町民の声は届いたか」で、裏表紙に連載「絆〜親子のつながり」（本号18回目）のインタビューで出された要望の中から、議会が実現した各種事業を見せています。「追跡質問のゆくえ」や「まちの人」など、企画と見せ方で読者を飽きさせない編集です。（芳野）

　定例会レポートをはじめ、特集、全員協議会、意見交換会、追跡調査、連載など、議会活動を伝えるコンテンツが充実しています。冒頭見開きをはじめ、写真を生かした紙面づくりも健在で、読者の目線を止め、内容の理解を助けています。特集では、議会報告会・意見交換会等の広聴活動とは別に、広報紙の企画で町民の声を聴き、政策資源とするアプローチも示されています。一方、賛否の分かれた議案（一般会計予算）と関連討論は、補正予算や条例関係のページではなく、予算審査の中に掲載したほうがわかりやすいでしょう。また、表紙や中面のレイアウト、色づかいなど、次なる展開に向けた“変化”を検討してください。（吉村）

　新年度予算のピックアップ事業を紹介した紙面には、事業ごとに住民の意見「ちょっと言わせて」を配置しています。特集紙面にも、町民の要望に対する取組み情報を訴求しています。住民の声に耳を傾けて活動する議会が伝わる編集です。また、予算特別委員会での審議、全員協議会及び子育て支援拠点施設の質疑等、町政への審査機能を訴求する議会情報も住民に伝わる編集です。どの情報も編集方針をしっかりと定め、議会の担う役割が伝わります。あわせて、大胆に使った写真表現と大きく表現した見出しが、視覚的なポイントとなり訴求力を高める紙面表現となっています。閲読効果を高めるための総合的な技量の高さが、各紙面から窺えます。（長岡）

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