ホーム > 表彰 > 町村議会広報表彰(広報コンクール) > 令和3年度町村議会広報表彰(第36回広報コンクール) > 入選作品一覧 > 優秀賞

優秀賞(第4位)
 埼玉県小川町議会「おがわぎかい No.100」

埼玉県小川町議会
おがわぎかい No.100
[WEBカタログ:冊子が確認できます。]


審査講評

 本紙の「聴く×つなぐ」を基本にした編集は5年前のリニューアルからでした。本号「創刊100号記念号」の2大特集にも、その編集姿勢が様になっています。特集1は、編集委員の取材による住民アンケートを実施。住民個々の今後の目標や町政への期待などを「100人の未来宣言」と題し全員のコメントを掲載。特集2、「まちを元気にする」をテーマに「若者未来会議メンバー10人と町議会との座談会」。自ら「若者がチャレンジできる町」への諸提言、「議員さん、座談会で終わらせないで」の声が響きあい、共有されます。住民と対話の大切さ、それを起点に町への提言につなげる取り組みなど、今後の議会と広報のあり方も見えてきます。広報企画の充実から議会を身近にする試みが続きます。(芳野)

 定例会のレポートと一般質問が各2ページ、そして多世代の町民に取材した特集が14ページ。従来の議会広報では考えられない構成ですが、違和感をもった読者はあまりいなかったのではないでしょうか。寄居町議会同様、100号記念を振り返りではなく、(こちらは)100人の町民にインタビューした大型広聴企画です。さらに、若い世代(未来会議メンバー)の声を座談会としてまとめるなど、徹底した広聴特集号になっています。一般質問は9人の議員を2ページに収めていますが、こちらも余白を生かすことで窮屈ではなくスムーズに読むことができます。会議録がアップされるタイミングを予告している点も読者に親切です。(吉村)

 創刊100号の記念特集は、住民参加と「聴く×つなぐ」を企画コンセプトに定め、二つの特集を組んでいます。特集1では「100人の未来宣言」と題し、様々な世代の住民メッセージ及びアンケートの調査結果を伝えています。紙面に登場した住民の多さに、圧倒される表現です。特集2では、若者がチャレンジできる町をテーマに「若者未来会議座談会」を組んでいます。いずれの特集も、住民の様々な考えが伝わる編集です。あわせて、各特集にはGikai’s Eyeを設け、住民の声を聴くだけではなく議会の対応メッセージを加え、双方向性を重視した編集となっています。広聴を大切にする議会活動が強く伝わります。本号は、住民の目を紙面に導く編集力が巧みです。(長岡)

入選作品一覧へ戻る

トップへ戻る

議長会プレミアム(会員専用ページ)

ログイン

現在の町村数

9

2

6

町数:743村数:183

都道府県毎の町村数

市町村合併情報

お問い合わせ

全国町村議会議長会

TEL 03-3264-8181(総務部)
TEL 03-3264-8182(企画調整部)
TEL 03-3264-8183(議事調査部)
FAX 03-3264-6204(共通)

メール