かわにし議会だより 第149号
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審査講評

　「シリーズ広聴　町が大好き」は地域おこし協力隊員の座談会をトップに、続く「政策検証 どうなったあの提言」も大型企画。いずれも町民起点の政策サイクルの一環で、住民の関心に応える年間企画として定着したようです。裏表紙「インタビュー　町民の声」や「新年度に期待　私もひと言」に、新たに「街かどインタビュー」が加わり、住民登場の間口を広げています。定例会議案は、新年度予算をはじめ関心が高いテーマや事業をメインにした報告です。総括質疑や予算審査の議事も簡潔で読みやすい構成です。見出しや視覚要素が効果的で訴求力高く、があります。議会の役割発揮や存在感が見え、読み応えある企画編集です。安定感に加え新たな挑戦にも期待します。（芳野）

　充実したコンテンツ、ていねいな議事公開は、全国の議会広報の中でも屈指の存在です。地域おこし協力隊の特集は、進学、就職、結婚という従来の形態とは異なる人の移動が、全国的に波及してきていることを改めて感じさせてくれる企画になっています。
　一般質問以降のページも、委員会レポート、広報モニターの声、街かどインタビュー、追跡など盛りだくさんの内容で、わかりやすい見出しがガイド役を果たしています。取材写真の多さをみても、紙面づくりへの熱意、こだわりを感じます。次のステップとして、どのような議会広報のあり方をプレゼンテーションしてくれるのか。今後の展開を注視したい議会広報紙の一つです。（吉村）

　議会の政策提言を検証した情報、議会の要望や留意事項を訴求した付帯決議の情報、新年度予算に対する総括質疑及び分科会の質疑情報等々、議会のチェック機能が町民に伝わるコンテンツが充実しています。また、「シリーズ広聴」、「新年度に期待・私もひとこと」、「いいね！かわにし街かどインタビュー」、「町民の声」等、広聴情報も多彩で、議会基本条例にもとづいた町民に開かれた議会が、紙面を通して感じます。
　様々な議会活動を伝える、コンテンツバランスがとれた情報構成で、紙面に導く編集工夫が見て取れます。議会だよりが議会の各種活動を伝えると共に、町民と議会を繋ぐコミュニケーション紙となっています。（長岡）

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