いわいずみ議会だより 第206号
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審査講評

　人口減少が進むなか、「持続可能な町にするため　議会で取り組む5つの重点課題｣を決めて活動を進めています｡
　本号では「未来への展望　人口減少に議会がなすこと」を特集。町人口や就業者数の推計、重点課題ごとに調査研究をすすめ、町民の望みや思いを共有します。後続ページの議案審議や議員と語る会の報告とも連動、課題解決に向けた広聴広報へ、持ち前の企画力が発揮されています。
　議案審議の報告は、各見出しの的確さや記事要約のわかりやすさに優れ、読みたくなる議事公開の見本ともいえます。
　従来から各企画コーナーの各記事に関連する町民各層の意見や要望の「まちの声」が多数登場、住民との対話も旺盛で、親和性の高い広報です。
（芳野）

　2024年に日本全体の約4割となる744の市区町村が「消滅可能性自治体」として公表されました。これは一面的な評価指標の結果によるものですが、「人口減少」はどの自治体にとっても今まさに直面している課題のひとつです。
　受賞作品はこの「人口減少」を特集テーマとしています。町の人口減少が予想を上回るペースで進んでいることについて、データと地域住民の声をとりあげながら町の将来へのリスクを伝えています。議会、行政、地域住民が課題を共有して「一緒に考えていこう」という政策広報です。
　人口減少は日本全体の課題ではありますが、それぞれの自治体が持続可能なまちにしていくために何ができるのか、何をすべきなのかを考えることが大切であるというメッセージが伝わってきます。
（金井）

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