第37代会長　渡部わたべ　孝樹　たかき
（北海道厚真町議会議長）

はじめてご訪問いただいた皆様へ

　全国町村議会議長会のウェブサイトにようこそおいでいただきました。

　全国町村議会議長会とはどのような組織なのか？　
疑問に思われた方がほとんどだと思いますので、簡単に紹介させていただきます。

　「町村」とは、文字どおり、地方公共団体の町と村のことです。
　「町村議会」とは、町や村におかれた唯一の議決機関のことです。
　「町村議会議長」とは、町村議会議員の選挙で選ばれる議会の代表であり、議会の運営を統括する役職の者のことです。

　現在、我が国には926の町村があり、926の町村議会が存在し、926人の町村議会議長がいます。

　私ども、全国町村議会議長会は、これら町村議会議長の全国的連合組織であり、全国津々浦々に点在する町村議会の要望をまとめて国に対して働きかける要請活動のほか、町村議会に関する調査・研究、町村議会議員または町村議会事務局職員に対する研修や活動支援などを行っています。

　皆様もご存じのとおり、多くの町村は、人口が少なく、都会から遠く離れ、財政的にも小規模な団体です。
　しかしながら、農業や漁業を営みおいしい食料を提供したり、水源涵養により安全な水を供給したりして都会の人々の生活を支えています。
　また、風光明媚な原風景を守りながら、伝統や文化を後世に伝える役割を果たしています。

　現代は、過疎化や少子高齢化が進み、町村にとっては厳しい時代となっていますが、今後、我が国がますます発展を遂げていくためには、都市と農山漁村が共生しうる社会を育てていくことが必要不可欠であり、私どもの使命であると思っています。

　どうか皆様には、今後も、全国町村議会議長会の活動を温かく見守っていただきたくお願い申し上げます。