政策ニュース
予算編成
令和元年12月05日
「令和2年度予算編成の基本方針」を閣議決定
令和元年12月5日、政府は、「令和2年度予算編成の基本方針」を閣議決定しました。
令和2年度予算編成の基本的考え方としては、政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2019」(令和元年6月21日閣議決定。以下「骨太方針2019」という。)に基づき、潜在成長率の引上げによる成長力の強化を目指し、Society5.0時代に向けた人材・技術などへの投資や、生産性の飛躍的向上に取り組むこととしています。
また、希望出生率1.8、介護離職ゼロ、「人づくり革命」及び「働き方改革」のための対策を推進しつつ、就職氷河期世代の人々の社会への参画機会を拡大し、全世代型社会保障の構築に向け、社会保障全般にわたる持続可能な改革を進めることとしています。
加えて、自然災害からの復興や国土強靱化、地方創生、地球温暖化などSDGsへの対応を含むグローバル経済社会との連携など重要課題への取組を行うこととしています。
令和2年度予算編成に向けては、財政健全化への着実な取組を進める一方、賃上げの流れと消費拡大の好循環、外需の取り込み、設備投資の拡大を含めた需要拡大に向けた取組など、重要な政策課題への対応に必要な予算措置を講ずることとし、メリハリの効いた予算編成を目指すこととしています。
あわせて、「15か月予算」の考え方で、「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」(令和元年12月5日閣議決定)に基づき、令和元年度補正予算を新たに編成するとともに、予備費を含めた令和元年度予算、令和2年度の臨時・特別の措置を適切に組み合わせることにより、機動的かつ万全の対策とすることとしています。
令和2年度予算は、「経済財政運営と改革の基本方針2018」(平成30年6月15日閣議決定)及び骨太方針2019に基づき、経済・財政一体改革を着実に推進するとともに、引き続き、2025年度の財政健全化目標の達成を目指し、新経済・財政再生計画で定める目安に沿った予算編成を行うこととしています。
また、予算編成に当たっては、我が国財政の厳しい状況を踏まえ、引き続き、歳出全般にわたり、聖域なき徹底した見直しを推進し、地方においても、国の取組と基調を合わせ徹底した見直しを進めることとしています。
※資料は「会員専用ページ>情報閲覧>予算情報NO.44」に掲載しています。
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