予算編成

令和元年12月05日

「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」を閣議決定

　令和元年12月5日、政府は、「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」を閣議決定しました。
　本経済対策では、自然災害からの復旧・復興を加速するとともに、経済の下振れリスクを確実に乗り越え、我が国経済の生産性・成長力の強化を通じて民需中心の持続的な経済成長の実現に資するものとし、①災害からの復旧・復興と安全・安心の確保、②経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への重点支援、③未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上を三つの柱として重点的に施策に取り組むこととしています。
　この経済対策の事業規模は26兆円程度となっており、このうち、国や地方からの財政支出は13.2兆円（国・地方の歳出9.4兆円、財政投融資3.8兆円）で、令和元年度補正予算、令和2年度の臨時・特別の措置等による予算措置に加え、現下の低金利状況を活かし、財政投融資の手法を積極的に活用することにより、成長への投資を活性化させることで、当面の需要喚起にとどまらず、民需主導の持続的な経済成長を実現していくこととしています。

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