会議・要請活動

令和2年11月24日

全国町村議会議長会代表者と自由民主党幹部との懇談会

　令和2年11月24日、自由民主党本部において、全国町村議会議長会代表者と自由民主党幹部との懇談会が開催されました。
　この懇談会は、「町村議会議長全国大会」開催に合わせ、大会で決定する特別決議、決議、要望等の実現について要望を行っているものです。
　本会からは都道府県町村議会議長会の代表者が出席し、自由民主党からは、二階　俊博幹事長、佐藤　勉総務会長、下村　博文政務調査会長、山口　泰明選挙対策委員長、関口　昌一参議院議員会長、世耕　弘成参議院幹事長、小野寺　五典組織運動本部長、門　博文法務・自治関係団体委員長をはじめ多くの国会議員の出席がありました。
　懇談会は、司会を務める自由民主党の門法務・自治関係団体委員長の挨拶で開会し、二階幹事長、関口参議院議員会長、小野寺組織運動本部長から挨拶がありました。
　本会からは、松尾　文則会長（佐賀県有田町議会議長）が代表して、議員立法により公職選挙法の一部が改正され、町村議会議員選挙における選挙公営の拡大が実現したことに関しお礼を述べた後、「新型コロナウイルスの感染防止と社会経済活動の両立に向けて鋭意取り組んでいるが、地方財政は厳しさを増している。感染症対策はもとより、地方創生、防災対策など、町村の実情に応じた行政サービスを持続的に提供していけるよう、是非とも、地方交付税等の一般財源総額を確実に確保・充実していただきたい。また、過疎地域の振興発展のため、新たな過疎対策法を制定いただくとともに、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の延長や拡充など、防災対策に必要な措置を講じていただきたい。感染症対策、地方創生や防災対策にしっかりと取り組んでいくためには、地方議会の強化が不可欠と考えている。我々町村議会においては、議員のなり手不足が言われている中で、低廉な議員報酬の見直し、議員の厚生年金への加入など、女性・若者をはじめとした多様な人材が議会に参画するための環境整備が大きな課題となっている。このような中で、町村議会議長全国大会とは別に、11月18日、全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会とともに、「活気ある地方議会を目指す全国大会」を開催し、多様な人材が地方議会議員として積極的に活動し、活気ある地方議会を創るための決議を行った。我々も、諸課題の解決に向けて更に邁進していくので、町村議会の実態に深い御理解をいただくようお願いしたい。」と要請を行いました。
　この後、懇談会に出席された自由民主党国会議員の先生方と、地方財政対策と新型コロナウイルス感染症対策、過疎地域の対策、大規模災害対策や東日本大震災からの復興、議員のなり手不足解消に向けた課題等について、意見交換が行われました。

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