国と地方の協議の場

令和5年10月19日

国と地方の協議の場（令和5年度第2回）に渡部会長が出席

　令和5年10月19日、総理大臣官邸において、国と地方の協議の場（令和5年度第2回）が開催され、全国町村議会議長会の渡部　孝樹会長（北海道厚真町議会議長）をはじめ、地方六団体の代表者が出席しました。
　会議の冒頭、岸田　文雄内閣総理大臣から挨拶があり、続いて地方六団体の各代表者から意見陳述がありました。
　本会の渡部会長からは、「デジタル技術は、地域の民意の集約と政策への反映等を図り、多様な人材が地方議会に参画するために必要不可欠である。当会では、町村議会での先駆的な取組を集めたデジタル技術活用事例集を刊行・配布予定であり、今後もこうした取組を積極的に行っていく。政府においては、デジタル田園都市国家構想交付金などのデジタル実装や基盤整備の取組に係る予算の確保・充実とともに、地域の実情を把握したデジタル人材の確保等も含めた総合的な支援をお願いする」旨を述べました。
　また、その後の意見交換では、「先般の統一地方選挙において定数割れ団体や無投票当選が増加し、議員のなり手不足は一段と深刻な状況である。当会では本年７月に検討会を発足させたが、今年度内になり手不足対策等をまとめた報告書を公表し、全町村議会議員への配布を予定している。また、先の地方自治法改正の趣旨等を鑑み、町村議会の活性化や議会活動の見える化などを図り、主権者教育の推進等の環境整備に一層取組んでいくので、政府による支援をお願いする」旨を述べました。

（地方六団体出席者）
村井　嘉浩　全国知事会会長（宮城県知事）
山本　　徹　全国都道府県議会議長会会長（富山県議会議長）
立谷　秀清　全国市長会会長（福島県相馬市長）
坊　　恭寿　全国市議会議長会会長（兵庫県神戸市会議長）
吉田　隆行　全国町村会会長（広島県坂町長）
渡部　孝樹　全国町村議会議長会会長（北海道厚真町議会議長）

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