会議・要請活動

令和元年11月12日

全国町村議会議長会代表者と自由民主党幹部との懇談会

　令和元年11月12日、自由民主党本部において、全国町村議会議長会代表者と自由民主党幹部との懇談会が開催されました。
　この懇談会は、「町村議会議長全国大会」開催に合わせ、大会で決定する「特別決議」、「決議」、「要望」等の実現方について要望を行っているものです。
　本会からは各都道府県町村議会議長会の会長・事務局長など約100人が出席しました。
　懇談会は、司会を務める自由民主党の白須賀　貴樹法務・自治関係団体委員長の挨拶で開会し、続いて自由民主党の鈴木　俊一総務会長、世耕　弘成参議院幹事長、山口　泰明組織運動本部長が挨拶を行った後、松尾　文則会長（佐賀県有田町議会議長）が本会を代表して挨拶・要望を行いました。
　松尾会長からは、豪雨、台風等災害に対する早急な対応に御礼を述べた後、「本会は、本年創立70周年を迎え、70周年の記念誌に掲載した本会の記録写真には、我々の諸先輩とともに歴代総理や自民党の先生方が多勢映っており、これは、本会と自民党が協力して、新憲法下における地方自治制度、地方議会制度を創り、育ててきた証である。今後とも、町村の発展、議会制度の充実のために、我々の意見に耳を傾けていただきたい。今、町村議会議員のなり手不足が深刻な問題となっている。本会としては、多様な人材を議員として確保するためには、議会及び議員の魅力を高め、若者や女性などに議員になりたいと思っていただけるよう、自助努力を続け、町村議会議員に立候補しやすい環境を整えることが重要であると考える。「町村議会議員選挙の選挙公営の拡大」、「町村議会議員の報酬の改善」さらには「厚生年金制度への地方議会議員加入」等の制度面などあらゆる面から方策を講じて、我が国の議会制民主主義の根幹をなす町村議会の立ち位置を確固たるものにして参りたいと考えているので、先生方には町村議会議員の実態をご認識いただいた上で、お力添えをお願いしたい。」と要請を行いました。
　この後、懇談会に出席された自由民主党国会議員の先生方と、議会の機能強化及び多様な人材を確保するための環境整備、台風等自然災害被害、東日本大震災等大規模災害からの復興及び災害対策、地方財政対策等、町村が抱える多岐にわたる諸課題について、意見交換が行われました。

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