会議・要請活動

令和元年11月13日

第63回町村議会議長全国大会を開催

　全国町村議会議長会（松尾文則会長）は、令和元年11月13日、東京のNHKホールにおいて、多数の国会議員の先生方をお招きし、約1,800人の町村議会関係の出席者を得て「第63回町村議会議長全国大会」を開催しました。

（大会宣言）
　始めに、南雲正副会長（新潟県湯沢町議会議長）が開会のことばを述べた後、市原重光副会長（千葉県睦沢町議会議長）が、大会の意義を鮮明にするための宣言文を読み上げると、それに賛同する満場の拍手が会場を包みました。

（来賓紹介）
　大会には、衆参両院あわせて51名の国会議員の先生方にご臨席いただきましたので、謝意を込めてご紹介を行いました。
また、公務のため本大会に出席できなかった国会議員の先生の代理の方々も多数会場にお越しいただきました。

（議事／要望）
　議事に入るにあたり、規約の定めに従い大会出席者の中から、仲澤太郎群馬県上野村議会議長、堀口晴生和歌山県印南町議会議長、森永和夫愛媛県内子町議会議長の３名を議長団に選出しました。
　議事は、はじめに令和2年度の国の予算編成対策として、「東日本大震災からの復興」など要望37件（地区要望9件を含む）、「議会の機能強化及び多様な人材を確保するための環境整備に関する重点要望」14点を本大会に提案することを山中康樹理事（島根県邑南町議会議長）が説明し、これを満場一致で決定しました。

（議事／決議・特別決議・豪雪地帯対策）
　採択された要望事項を踏まえ、町村議会の総意を結集し、当面する重要問題の解決を図るため、決議を行うこととし、新澤良文理事（奈良県高取町議会議長）が案文を朗読提案し、これを満場一致で決定しました。
　また、緊急かつ重要な課題として解決を図る必要がある2つの案件については特別決議を行うこととし、「東日本大震災等大規模自然災害からの復興及び災害対策に関する特別決議」を渡邉一夫理事（福島県川内村議会議長）が、「議会の機能強化及び多様な人材を確保するための環境整備に関する特別決議」を加藤秀數理事（徳島県佐那河内村議会議長）がそれぞれ朗読提案し、これを満場一致で決定しました。
　次に、我が国の国土面積の約半分を占める豪雪地帯対策の趣旨説明及び要望の提案理由説明を渡部孝樹全国豪雪地帯町村議会議長会会長（北海道厚真町議会議長）が行い、これを満場一致で決定しました。

（ガンバローコール・閉会）
　本大会の名のもとに決定した要望、決議、特別決議の実現に向け、亀澤進理事（静岡県森町議会議長）の発声により「ガンバロー」を三唱し、会場が熱気に包まれる中、南雲正副会長（新潟県湯沢町議会議長）が閉会のことばを述べて大会は盛会裏のうちに終了しました。

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